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前川 洋; 池田 裕二郎; 大山 幸夫; 山口 誠哉; 中村 知夫
JAERI-M 83-219, 28 Pages, 1983/12
強力なD-T中性子源であるFNS(核融合炉物理用中性子源)が日本原子力研究所に設置された。核融合炉ニュートロニクスの研究において、絶対中性子発生量の測定は本質的である。T(d、n)He反応で生成する中性子の絶対発生量を決定する手段として、随伴粒子法が最も適当である。FNSの80ビームラインにシリコン半導体検出器を用いたモニタを主モニタとして取付けた。また、ロングカウンタおよびTh核分裂計数管を補助モニタとして設置した。D-Heとd-D反応の寄与を取除く方法を開発した。最良の条件において、d-T中性子の絶対発生量を2%以下の精度で算定できた。同じ実験期間中では、補助モニタとモニタとの計数の比は統計誤差の範囲で安定であった。
星 三千男; 上野 馨
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(9), p.685 - 689, 1978/09
第四級アンモニウム塩を用いる溶媒抽出法でウラン(VI)の錯陰イオンとコバルト(III)錯陽イオン間の相互作用を研究した。分配比Dは全塩素イオン濃度とともに減少した。しかもある全塩素イオン濃度以上になるとDの減少はコバルト(III)の錯塩化物が存在すると塩化アンモニウムや塩化カリウムが存在する場合に比べて大きくなった。ただしスルファト錯体系ではこれにあてはまらない。この様な結果からウラン(VI)錯陰イオンとコバルト(III)錯陽イオン間の相互作用が存在し、またこれらの陰陽錯イオンから構成されるイオン会合体の存在が考えられた。